まあ、そうなんでしょうけど。
うーん、タイトルと内容の差がなんともはや。
タイトルはまあ、見たままその通りですが、内容の方がそれにそぐわない?という、割と不思議な本です。
「あえて本書のタイトルを『再起は何度でもできる』としたのは、自分自身への叱咤激励の気持ちを込めてのことである。」(p227)
と「おわりに」に書かれており、そうなんだって。
全体としてはゴン中山のサッカー人生の半生を書き出した自叙伝風なものに、山中伸弥教授との対談をくっつけて、現在のiPS細胞研究の話等を盛り込んだものという、私のまとめ方では、とっちらけすぎてて、まとまるんかいな?という内容の本です。
ですが、自叙伝風の前半部が既に現役目線でなく、コーチ目線になっており、後半部は怪我との戦いに充てられており、その怪我とのカラミで、再生医療で山中伸弥教授との対談という形で〆ることで、何とか形になってるなあという、そんな本として受け止めました。
まだ、現役としてやってるという話は聞いていたゴン中山氏ですが、こういう形での現役だったのねという事を知りました。やはり、キングカズはすごかった。
軽い本です。お気楽に読めるかと思いますよ?