読書メモ。石黒圭『文系研究者になる』(研究社2021年)
読書メモ。あくまで私個人向け。多方面に問題あり。
うーん。これは対象者がかなり限定されている本。
大学院に行ったばかりの人に、どうやって研究していくかについて解説した本。つまり、指導教官の最初の「仕込み」をサボるために書かれた本という印象。
なので、あんまり響かないですなあ。読む前は在野系でも研究を続けていくためにはどうしたら良いかについて書いてある、技術系の本かと思ったのです。
公共図書館にあることがある意味不思議というか、大学においておけよという本。
それは、見た目だけで借りてくる私が悪いんだけど。
と言った感じ。
あと、文系と言っても社会学や日本語学に特化した内容なので、他の文系では通用しないような話も多くあります。(たとえば歴史学で統計使う場面は少ない気がするが、統計について割と記述してある。)
まあ、そんな感じ。
なにかがあれば、再読するかもしれないが、機会は訪れなさそうな予感。
(左京図書館)