読書メモ 鴻上尚史『リラックスのレッスン』(大和書房2019年)

あくまで読書メモ。私個人向けというものです。

とお断りを書いて、感想的なモノを書いてみるというやつです。

 

今回はこれ。あんまり鴻上氏には良い印象がないんだけど、という先入観ゴリゴリで読んだので、全くもって主観的な話。

 

リラックスの本は最近よく読んでいるので、知識だけはブクブクと太り、実践が伴っていないのは、よくよくわかっているので、まあ、なんだかなあっていう私の感想。

 

リラックスの本なんだけど、今まで読んだ中では最も、演劇やスピーチに偏った本。まあ、演劇系の人だから当たり前なんですけどね。

アレキサンダーテクニーク、フェルデンクライス、スタニスラフスキーシステムについても言及があるので、色々とべんきょうになるんですが、色々と手広くやった結果、演劇やスピーチでの広範に使えるのに終始している印象がありました。

 

この範囲に限定したなら、ここでいけるんでしょうが、個人的にはもっと深いレベルでのリラックスを求めているので、うーーーーーん、もうちょっと行こうよっていうイメージが強かったです。

 

働いていて営業で緊張するとか、会議での発表が緊張するとか、スピーチする機会が多く、緊張して上手くいかないっていう人にはピッタリかなあという感じ。

 

ただ、アレキサンダーテクニーク、フェルデンクライス、スタニスラフスキーシステムに言える事ではあるんだけど、これらには「即効性」がないので、その辺りが難しいなあって思う。ただ、「こうかはばつぐんだ」はあるので、その辺りかなあ。という個人の感想。

 

流し読みなので、多分奥深いところは掴んでないので、再読は必要かもしれないとは感じている。

京都市吉祥院図書館の本)