中西嘉宏『ロヒンギャ危機』(中公新書2021年)読書メモ
なんか、サントリー学芸賞を取ったらしいというのを新聞で読んだので、図書館で借りて読んでみました。
学芸賞については、こちら。
昨今のウクライナの問題の前には割と問題として取り上げられていた、ロヒンギャ問題。テレビで寄付を募ってたあの問題ですね。ウクライナ以降はあんまり見ない気もしますが…
一体ロヒンギャとは何ぞやって、わからないうちから、寄付を募られてもねえって、思っていたのです。(きっと怒られる)そんな状況でこの本を読んで、ロヒンギャ問題は 思っていたよりもかなり複雑 ということがわかった気がします。
文章自体は割と硬質なので、新書っぽくないのですが、論文よりは読みやすいという点はいい点だと思います。
内容は、複雑なのをひとつひとつ解説しているので、読んでもらうのが一番いいのですが、一つのポイントとしては、この本は、軍事クーデター前に罹れたもので、軍事クーデターの危険性があるって書いてある点かなあ。書いた時期とは違う状況になっているので、その辺りを見て行くのも、読者としての面白みかなあなんて、思ったり、思わなかったり。
今更、ロヒンギャ問題の根源は何かについて知りたい方は、読まれたほうが良いと思います。発展途上国特有の問題もあるみたいですね。
全く推敲していないので、文章がメロメロですので、今回はここまで。
ブログを書く気に私がなったときにまた、お会いしましょう。